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情報があれば出かけられる!移動を阻むバリアフリー情報不足の解消を目指して

情報があれば出かけられる!移動を阻むバリアフリー情報不足の解消を目指して

2026年7月4日~8月31日まで、ウィーログでは、「AI & ウェブ完全対応」を目指してクラウドファンディングに挑戦しています。READYFORのプロジェクトページに投稿された「活動報告」をブログに転載してお届けします。ぜひご一読ください!

クラファン2026のご支援・詳細はこちら

いつもウィーログの活動をあたたかく、力強く応援してくださり、心より感謝申し上げます。

認定NPO法人ウィーログ代表の織田友理子です。

先日、あるスタッフから共有されたエピソードが、今も深く私の心に残っています。

そのスタッフが出張のために飛行機を利用した際、偶然にもWheeLog!ユーザーである車いすの方と、そのご家族にお会いしました。

お話を伺う中で、バリアフリートイレの情報などを含め、WheeLog!が日々の外出を支える大きな存在になっていることを知りました。私たちの発信するバリアフリー情報が、一人ひとりの「行ってみたい」という一歩を後押しできているのだと、改めて深く実感させられる出来事でした。

 

身体の状況や使う機器がどのように変化したとしても、すべての人が必要な情報にアクセスでき、自らの意思で「行きたい場所」を選べるようになること。

これこそが、今回のクラウドファンディングを通じて私たちが形にしたい大切な願いの一つです。

視線入力とは、視線を使ってパソコンのマウスなどを操作する方法です。

先日、ウィーログのCTOであり、重度障害児・者のための視線入力ソフト「EyeMoT」を開発する伊藤史人さんと、「視線の先にある、たくさんの可能性」をテーマに対談しました。

 

▼対談の様子はこちら


伊藤さんは、「支援者を支援する」という軸で活動を続けられています。それまで意思表示や反応が難しかった障害のある方が、新たな方法で反応を示せるようになる。その変化が周囲の支援者にとっても大きなモチベーションとなり、互いに励まされ、やる気が引き出されるような好循環を生み出す支援を実践されています。

これまで伊藤さんが関わってきた中には、一般的なマウスやキーボードを使うことが難しくても、視線入力という自分に合った方法と出会うことで、ゲームを楽しみ、自分の力や思いを周囲に伝えていった子どもたちがいます。

操作できる方法がないことと、「できない」ことは同じではありません。

その人に合った“入口”があれば、これまで表に出せなかった力や思いが見えてくることがあります。

WheeLog!も同じです。

必要なバリアフリー情報がそこにあっても、操作できなければ、その人にとっては情報がないことと変わりません。

その人に合った方法で、使い続けられることが大切だと感じました。

だからこそ今回、スマートフォンだけでなくパソコンからもWheeLog!を利用できるウェブ版を充実させ、視線入力をはじめ、一人ひとりに合った方法で情報にアクセスできる環境を目指しています。

 

私自身、進行性の病気によって指を動かすことが難しくなり、スマホアプリの操作ができません。「視線入力装置」という機器を使ってパソコンを操作し、WheeLog!のウェブ版を見ています。

でも今のウェブ版では使える機能が限られてしまっていることが、長年の気がかりでした。 投稿された情報は閲覧できるものの、どのような方が投稿したかのプロフィールを確認できず、そもそも投稿ができないのです。

だからこそ今回、ウェブ版からも投稿や編集、Q&Aでの質問や回答、つぶやきの投稿、エリアマップの閲覧まで、スマホアプリと同じことができるようにしたいと思っています。

 

これは、視線入力を使う人だけの話ではありません。細かい文字が読みにくい方、スマホやマウスの操作がしづらい方、外出先ではスマホを、家ではじっくり大きな画面で調べたい方

そんな「誰か」のために整えることは、結果として「誰もが」使いやすい場所につながっていく。私たちはそう考えています。

そして、これはゴールではなく、スタート地点だとも思っています。ウェブ版が使えるようになったら終わり、ではなく、そこから先の選択肢を、一人でも多くの方に広げていくきっかけにしたい。

 

実は私自身、以前はスマートフォンを使ってWheeLog!への投稿を自分でしていました。今は夫の洋一が代わりに投稿してくれています。

ウェブ版がフル機能になれば、私自身も視線入力でまた投稿できるようになります。それも、今回とても楽しみにしていることのひとつです。

 

▼ユーザーの皆さんからも、こんな声をいただいています

「家で計画を立てる時は、大画面のパソコンでじっくり調べたい。ウェブ版がフル機能になれば、事前リサーチがもっとスムーズになり、安心感が格段にスマホからでも、パソコンからでも、いつでもどこでも優しく寄り添ってくれる、生活の「お守り」のような存在になってくれると期待しています。」

「今のウェブ版では、みんなの投稿にいいねやコメントをしたくても、結局スマホアプリで同じ投稿を探し直さなければならず、面倒でつい諦めてしまうことがあります。パソコンからも同じようにやり取りできたら、もっと気軽に他のユーザーさんとつながれると思います」

 

ウェブ版の大型改修は、実はWheeLog!の2019年のクラウドファンディング以来のことです。

▼バリアフリーマップ『WheeLog!』のWeb版をつくりたい

(2019年クラウドファンディング)

https://readyfor.jp/projects/wheelog

指先が使えない人も、視線入力を使う人も、大きな画面で情報を探したい人も、同じようにWheeLog!に参加できる。そんな環境を、今回の挑戦でつくりたいと思っています。そのために何としても、今年のクラウドファンディングも達成したいと願っています。

 

皆さまのあたたかいご支援を、心よりお願い申し上げます。