皆さん、力を貸してください。〜WheeLog!サポーター会員のお願い〜

みなさん、いつも応援ありがとうございます。WheeLog!代表の織田友理子です。

WheeLog!アプリは、みなさまのおかげで、全国のバリアフリー情報が集まり、ユーザーも増え、車いすユーザーにとって価値あるアプリに成長しています。各地で助かったとの声がたくさん届き、また私自身も、車いす生活の中でとても助けてもらえる場面もあります。ありがとうございます。

この度、WheeLog!アプリを更に成長、継続していくにあたり、サポーター会員を募ることにいたしましたので、皆様にお願い申し上げます。 ぜひ一読いただけましたら幸いです。

WheeLog!アプリをリリースしてから

WheeLog!をリリースしてから2周年。ユーザー数は7,000人近くなり、投稿数は16,000件以上、走行ログは5,000キロ以上、そして2年目は国内外たくさんの賞を受賞させていただきました。WSAでは世界一にもなりました。

World Summit Award Global Champion 2019

始めた頃よりもずっと情報量が蓄積されてきたことにより、実際の車いすユーザーがアプリの情報に助けられたという事例がたくさん寄せられるようになりました。また、各地での街歩きイベントが新たなコミュニティ形成の場ともなっています。

お花見オフ会

寄付制度を導入すべきか

WheeLog!はGoogleインパクトチャレンジの支援(支援金5000万円)を受けて、2015年6月から始まりました。その支援は2018年5月で無事終了しました。昨年2018年8月には一般社団法人WheeLogを立ち上げ、私たち(代表:織田)夫婦の貯金から140万円を初期投資し、無給で運営してきました。

このような状況に対し、寄付による支援を募ってはどうかと、様々な方からアドバイスを受けてきました。しかし、若干頭の固い私は、せめて1年間はやってみたい、と寄付に頼らない運営を続けてきました。

事業化を考える

でも、嬉しい誤算ではありますが、ユーザーや投稿数が予想していたよりも大きいため、想像以上にアプリ運用にお金がかかり、初期投資だけでは運営しきれなくなってきました。アプリを有料にすることも言われましたが、それは断固ノーです。ダウンロード・閲覧・投稿していただけるだけで十分ですし、何より経済状況により得られるバリアフリー情報の格差を生むべきではないからです。アプリは構想段階から決めたまま無料を貫き通します。

もっと使いやすいアプリにしたい

選択すべき基準をどこにすべきか?

そこで、今回思い切って、以前から受けていたアドバイスを参考に、寄付を募ることにしました。寄付で支援していただき安定的な運営とともに、WheeLog!アプリをさらに発展させていきたいと思います。

緊急の課題としては、今年のラグビーW杯や、来年オリパラで訪日される海外のお客様に、日本はこんなに車いすで動き回れるのだなと知っていただきたい。快適に楽しんでいただきたい。現状でも東京はかなりたくさんのバリアフリー情報が集まってきています。絶対に驚かれるはずです。私が土地勘のない海外に行くと、いつも困るからです。この国でもWheeLog!に情報がたくさん集まっていればいいのになといつも思います。

そのためにもし資金があれば、アプリを使いやすくしたり、それこそ英語だけではなく、たくさんの言語に対応することもできます。また、ウェブ版も充実させたいです。

そうしてWheeLog!が充実していけば、より多くの車いすユーザーが助かり、車いすでもあきらめない世界を築いていけます。また、その世界を築き上げていくことこそが、WheeLog!が果たすべき社会的使命であり、これまでWheeLog!を応援していただいた方、そして、これから応援していただける方の想いに応えていくことになると改めて思いました。

まずは最高責任者3名
決済手続きを済ませました

全ての始まりはここから
織田友理子(左) 伊藤史人(中央) 吉藤オリィ(右)

寄付はこちらのページから受け付けております。また、寄付者の方にはほんの少しですが特典も用意してみました。

ぜひサポーター会員となり、月1000円の継続的な寄付でWheeLog!の活動をご支援いただければ幸いです。また、金額設定自由な単発での寄付も歓迎しております。クレジットカードと銀行振込に対応しておりますので、ぜひご検討ください。

実は先週から寄付のページを公開していましたが、ブログにもFacebookにも書いておりませんでした。それでも、いち早くこのページを見つけていただいた方が複数おられ、快くご協力くださり、大変驚いております。お金をいただくということは覚悟が必要であり、これまで色々悩みましたが、寄付によるサポーター会員制度を導入することで、もっと良い活動をしていく腹が決まりました。

車いすで生活すると知らず知らずのうちに、行動範囲が狭くなりがちです。しかし、バリアフリー情報を目にすることで、視界が開けていく瞬間があります。私自身も車いす生活となったばかりの頃は、1年半近く家に引きこもりがちになり、心までも閉ざしてしまいそうになりました。

でも、このアプリによってそうならない可能性があると確信しています。車いすでもあきらめない世界をつくるために。ご協力いただけるとありがたいです。ぜひよろしくお願いいたします!!

一般社団法人WheeLog 代表 織田友理子

2019年5月、ドバイにて
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