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バリアフリートイレ(多目的トイレ)にベッドがある?
みなさん、バリアフリートイレ(多目的トイレ)に「大きなベッド」があるのをご存じですか?
このベッドは、病気や障害によっておむつ替えが必要な大人などが、利用できるように設置されています。
大きなベッドの名前は、ユニバーサルシート?多目的シート?介助用ベッド?大型ベッド?
この「大きなベッド」は、メーカーや規格によって様々な名前で呼ばれています。
・大型ベッド(国土交通省建築設計標準)
・介助用ベッド(JIS規格)
・ユニバーサルシート(コンビウィズ・LIXIL)
・収納式多目的シート(TOTO)
・パブリック用折りたたみシート(TOTO)
他にも、各自治体によって「多目的シート」「大人用ベッド」「大人用おむつ交換ベッド」など、さまざまな名前で呼ばれることがあります。WheeLog!のアプリではJIS規格に合わせた「介助用ベッド」の名前を使っています。
どこにあるの?
この介助用ベッドは、すべてのバリアフリートイレに設置されている訳ではありません。大きなターミナル駅や公共施設、大型ショッピングセンターなど、比較的大きな施設に設置されていることが多いです。その他の一般的な施設では、介助用ベッドではなく、ベビーベッドが設置されるケースが多いのが実情です。
トイレ難民
体の大きくなったお子さんを連れた方などは「トイレ難民」となってしまう現状があります。仕方がないので、レジャーシートをトイレの床に敷いておむつ替えをされる場合もあるそうです。
NO MORE、トイレ難民!さて、トイレ難民ってだれのことでしょうか?
トイレに介助用ベッドを!
地方自治体では、大阪府や鳥取県、長野県、東京都練馬区など、介助用ベッドの設置を条例で義務付けているところもあります。しかし、全国一律で設置が義務付けられている訳ではありません。WheeLogではこの課題解決に向けて、先日、代表メンバーが国土交通大臣と面会し、介助用ベッドの設置を義務化する要望を行いました。(要望の詳細はこちら)
トイレを投稿しよう!
WheeLog!ではWeb版で、介助用ベッドのあるトイレを絞り込んで検索することができます。スマホからでも検索できるようになっていて、「介助用ベッド」を必要とする方がトイレを見つけることができます。
おむつ替えが必要な障害児者も外出できる環境整備をWheeLog!でも取り組んでいます。
ぜひよく利用する施設でバリアフリートイレを見つけた時は、アプリにトイレ情報を投稿してみてください。そして、介助用ベッドがあるかどうかチェックしてみましょう!