みなさま「ほじょ犬トイレ」をご存じですか?
WheeLog!ブログになぜほじょ犬トイレ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
補助犬とは「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」のことを言います。そして、この中の「介助犬」は肢体不自由者の日常生活動作のサポートをしています。多くの場合、車いすユーザーさんなのです。
車いすユーザーさんなどが使う多目的トイレや多機能トイレは広く認知されてきておりますが、ほじょ犬トイレは空港や役所に設置され始めているものの、まだまだ街中では見かけませんし、知らない方も多いのではないでしょうか?
人間が排泄を行うのと同じで補助犬も当たり前ですが排泄します。そんな大事なほじょ犬トイレをWheeLog!のトイレの神様ことshmazakiさんが、さいたま新都心駅から投稿してくださいました。
JR宇都宮線 京浜東北線 さいたま新都心駅 改札内 多機能トイレ 補助犬トイレ
駅の改札内には既にogyaさんが投稿済みの多機能トイレがありますが、今月から新たに多機能トイレ2室と補助犬トイレ1室ができました。 多機能トイレは右手用と左手用があり、撮影したトイレは補助犬トイレ隣の左手用で、押しボタン式自動ドアのウオシュレットつきです。右手用の多機能トイレは撮影していないためトイレ案内図で位置の確認をしてください。 補助犬トイレは初めて見ましたが、調べてみると成田空港国際線や羽田空港国際線、京王プラザホテルにあるようです。 その他、改札内にベビー休憩室と授乳室もあり、ターミナル駅以外で設置しているのは珍しいと思います。障がいを持った方にもお子さん連れにも優しい駅でほっこりしました。 さいたまスーパーアリーナでの開演時間が迫る中でしたが、こんなに珍しいトイレを撮らないわけにはいかないと思い、いつもの1.5倍速で撮影しました😅
https://app.wheelog.com/map/custom/admin/map?spotId=19065
大変重要なものを意識していなかったなと改めて考えさせられました。今まで見たことのなかったほじょ犬トイレですが普段はどうされているのでしょうか?
補助犬用には排泄物を回収するための便利なグッズとしてワンツーベルトというのがあるそうです。ゴムとスーパーの買い物袋で作られたもので、袋の中に排泄をして床や道路を汚れないようにするものです。しかし、ゴミ箱の減った街中や駅では排せつ物の入った袋をトイレのある場所まで持ち歩かなければならないでしょうし、ほじょ犬トイレがあると助かりますね。
その他にも、こちらの多機能トイレは右手用・左手用で分かれています。半身麻痺等の方は、力の入る片側を頼りに乗り移り等の動作をするので、反対側にあってはせっかくの多機能トイレも利用できない、しづらいことになりますが、こうして右手用・左手用があると便利ですね。
必要なものを必要なところに必要な人のために設置できると街が優しくなります。多くの方に知っていただくためにも声を上げていきたいものです。
shmazakiさん、優しい貴重な投稿ありがとうございました。
(Hiromi)