『福祉絵本「からだを助ける道具 あったらいいなこんな車椅子」(汐文社)著者 斎藤多加子』
こちらを紹介をさせていただきます。
車いすについて知りたい方にはもってつけの1冊です。
沢山の写真やイラストと共に楽しく詳しく車いすや車いすユーザーについて紹介されています。
オリィ研究所所長でWheeLog! CKOでもある吉藤オリィさんや、WheeLoggersで車いす単独世界一周をした三代達也さん、WheeLoggersの戸村愛さん、小学生の田代裕希くんが紹介されています。
目次
●吉藤オリィさん
オリィさんが漫画になってご自分の発明した車いすについて紹介しています。常に「なぜ」と考え続けるこが重要だと本書の真髄をついた言葉が印象的です。
●三代達也さん
車いすでも旅はできるの?の質問に自らが経験、体験した世界一周の旅について紹介されています。人々の心のバリアフリーについて考えさせられます。
車椅子で海外を旅する最大の魅力は出会いと発見!日本との文化と人の違いを感じることで世界観が少しずつ変化していくのが楽しいですね。
★三代達也さんより
●戸村愛さん
車ユーザーからのお願いがわかりやすく的確に語られています。全ての人々が社会参加しやすい環境が大切ですね。
「色んな車椅子についての話、車椅子ユーザーのリアルな声などが分かりやすく載っている、素晴らしい本なので、子供達はもちろん、色んな世代の方にぜひ見て頂きたいです!」
★戸村愛さんより
●田代裕希くん
WheeLog!イベントでの体験が紹介されています。はじめての車いす体験模様から、気づきや学びが伝わってくる内容です。
「はじめて車いすに乗って、タイヤが大きいこと、動かすのに力がいることにビックリしました。」
★裕希くんより
「ちょっとした段差でも前に進むことが出来ないこと、道路には普段では気づかない傾斜があり傾いて大変なことを気づかされ、少しでもこういった障壁が減ってくれたら良いと思いました。」
★裕希くんのお母さまより
★最後に著者の斎藤多佳子さんより
「沢山のお子さんに読んで興味を持っていただきたいです。Wheelog相模原、横浜と、取材にご協力いただき、大変ありがとうございました。この本に足りなかった、当事者の考えや、子供のリアルな体験を伝えることができて、読者の子供の心により入りやすくなる内容となりました。今後も福祉にまつわる絵本を作っていこうと思っています。今後のためにも、何かご指摘などありましたら、是非教えてください。どうぞよろしくお願いいたします。」
WheeLog!が著書に関われ幸いでした。
車いすの世界が、そして便利な道具としてもっと世の中に広まるといいですね。