【イベントレポ】WheeLog! in 那覇車いす街歩きを開催しました

11月20日に那覇市で『車いす街歩き〜WheeLog! in 那覇〜』を開催しました。

今回は作業療法士の学生さん、お子さん、車いすユーザー、WheeLog!運営委員、JALのスタッフの方々と多様な方々のご参加していただける会となりました。当日は秋とは思えないほどの気温の中で、那覇ならではの気づきや発見があったようで、とても充実した内容のイベントとなりました。

今回のイベントのレポートをお届けします。ぜひご覧ください。

イベントの説明

まず初めに伊藤史人(WheeLog 最高技術責任者)、吉藤オリィ(WheeLog 最高知識責任者)のお二人からイベントの挨拶をしていただきました。

また公式司会者であるジョンソンよりWheeLog!街歩きについて説明をしていただきました。

自己紹介やミッションを班で決めていき、車いす街歩きの中で何をしていくのか?をみなさまに説明していただき、これからの街歩きを楽しんでいただきます。

車いす体験

街歩きでは各班沖縄ならではのさまざまなミッションに挑戦していただきました。

ふりかえり

今回、参加者それぞれが街歩きをして気づいたことを付箋に書き出していきました。そして、班のメンバー同士で活発に意見を交わしながら、それぞれの班の感想をまとめのシートに書きました。

発表

A班: WheeLog!≠当事者だけのもの

B班:車椅子から見た沖縄も素敵

C班:気持ちも環境も優しい沖縄へ

D班:目線が低いことによる不便さとやさしさ

E班:やってみて初めてわかることがある!

各班ごとに街歩きの体験や感想を発表し参加者全員と共有しました。沖縄ならではのミッションを達成されたことでの、気づきポイントを他の班と共有しました。

地元を知る人、本州から参加された方、車いすユーザーからみたさまざまな体験を知ることができ、深い学びの機会となりました。

車いすトラベラーみよっち(三代達也)さん(https://twitter.com/saitoumokichi)からも沖縄の車いす当事者からみた魅力を語っていただきました。

バリアフリートークセッション

織田友理子、伊藤史人、吉藤オリィによるバリアフリートークも大いに盛り上がり、車いすユーザーの社会参加や沖縄ならではのバリアフリー、デジタル機器の可能性など多角的な視点からバリアフリーについてトークをしていただきました。

ボッチャイベント+交流会

街歩きイベント後はボッチャ体験と交流会を実施しました。

東北大学 大学院法学研究科 公共法政策専攻 (公共政策大学院)の御手洗潤教授と院生の宮平さんより東北大学研究推進・支援機構知の創出センターの取り組みとして『社会実験:公共空間におけるボッチャ体験会』を開催していただきました。

障害の有無、人種、国籍、性別等にかかわらず、多様な人びとにとって「居心地が良く歩きたくなる」まちづくりのあり方を考えるための社会実験として、公共空間を活用したボッチャ体験会を行う。 なお、公共空間を活用した社会実験という性格に鑑み、これら一連の社会実験は、様々な自治体・団体等との共催という形で行われる。

https://www.tfc.tohoku.ac.jp/jp/future-society-design-program/event/2002.html

お二人よりボッチャについて説明をしていただき、参加者のみなさんで体験会を実施しました。みなさんで楽しんでボッチャを行ったことは今までにないことでもあり、大いに盛り上がりながらボッチャを体験していただきました。

交流会

交流会では一人一人挨拶をしていただき、それぞれがこのイベントに参加した経緯やご自身の活動などをお話ししていただきました。色々な活動や背景を持たれているみなさんと想いを共有でき、みなさんの心がグッと近づいた時間でした。

この度、沖縄でたくさんの方々にご参加いただき、無事にイベントを実施することができました。これは地元の方々並びにご協力してくださっている企業様、参加者様並びに多くの方に協力していただいていたおかげです。この場をお借りして心より感謝申し上げます。

▼関連団体

主催:一般社団法人WheeLog、東北大学研究推進・支援機構知の創出センター
協賛:株式会社パームロイヤル(ホテルパームロイヤルNAHA国際通り)
協力:NPO法人 沖縄県脊髄損傷者協会、株式会社 ダスキンヘルスレント事業部

他にも、車いすトラベラー三代達也さん、琉球リハビリテーション学院の先生並びに学生さん、そして、遠くからご参加いただいたWheeLog!運営委員のみなさま、本当にありがとうございました。

地域でWheeLog!車いす街歩きイベントを行なうことは、車いすユーザー課題ではなく歩ける人も含めて、地域に住む方々みんなが社会に貢献していける活動となります。

来年度も引き続き街歩きイベントを開催していきますので、ぜひご参加ください。

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