2023年8月19日(土)に神戸で「〜あいおいニッセイ同和損保 × WheeLog! in 神戸 2023〜車いす街歩きイベント」を実施しました。50名以上の方が参加し、それぞれ神戸の街を車いすで散策しました。初めて車いすで街歩きをした人も多く、さまざまな気づきの声が上がりました。
目次
背景
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社さまは、2021年よりウィーログのスポンサーとしてご支援いただいております。(詳細はこちら)
以前より、あいおいさまと車いす街歩きイベントの開催に向けて検討を重ねておりました。先日、あいおいさまの本社に伺った際、神戸での街歩きプログラムをご提案し、今回開催する運びとなりました。
当日の様子
今回は神戸市や神戸観光局、KOBE三宮・ひと街創り協議会さまにも後援いただき、広く参加を呼びかけていただいたおかげで、当日は50名以上の参加者にお集まりいただきました。
まずはじめに、今回のイベントを主催した弊団体事務局長の織田洋一(写真左)、あいおいニッセイ同和損害保険 取締役執行役員の兵藤郁子氏(写真中央)、あいおいニッセイ同和損害保険 神戸支店長の中澤龍太氏(写真右)があいさつした後、イベントの説明を行いました。
車いすで街歩き
今回の街歩きは、神戸市の中心街、三宮駅前で開催しました。真夏のとても暑い時期でしたが、参加者は10個の班に分かれて、熱中症に気をつけて休憩を取りながら神戸の街歩きを楽しみました。
振り返り
今回初めて車いすに乗ったという方も多く、参加者の方からは普段なかなか気が付かない車いすならでは気づきがたくさん出ました。
スロープがなくて行き止まりになった、信号の時間が短いなど、普段なら気にならないちょっとした街のつくりの部分や、飲み物を買うと車いすだと移動できなくなる、トイレが空いていないと待つか探すかしかないなど、実際に外に出て体験するからこそわかる当事者の苦労を体感しました。
その一方で、思っている以上に人が優しい、誰にでも優しい街でありたいなど、人のサポートや心遣いの大切さも実感する人が多かったです。
A班: 車イスの先には違う世界が見えた
B班: 多様な視点が大事
C班: 改善の窓口があったら良いと思う
D班: 普段 利用する道でも、車いすを使用するだけで見える世界が変わる
E班: 誰にでも優しい街でありたい。
F班: 車イス利用者の気持ちを理解し、思いやりを大切にする!!
G班: 体験することで神戸を再発見
H班: 体感することでの気づきが多かった!情報の見える化の大切さを知った!!
I班: もっとバリアフリーが必要!!!
まとめ
WheeLog!では久しぶりの関西でのイベントとなりました。参加者の熱気がすごく、活気あふれるイベントとなりました。地元の方にたくさん参加いただいて本当に嬉しかったです。街歩き後の皆さまの爽やかな笑顔が印象的でした。
ご参加いただいた皆さま、そして、イベント開催にご協力いただいた団体の皆さま、本当にありがとうございました。今回のイベントを機に、今後も神戸で引き続き取り組みを進めていきたいと思います。
イベント概要
イベント名:車いす街歩きイベント 〜WheeLog! in 神戸 2023〜
開催日時:2023年8月19日(土) 10:30〜16:30
集合場所:神戸サンセンタープラザ西館 貸会議室(9号室) 神戸市中央区三宮町2丁目11番1-604号
参加費用:無料
参加人数:55名(歩ける人:50名、車いすユーザー:5名)
▼開催団体
主催:(一社)WheeLog
共催:あいおいニッセイ同和損害保険(株)
後援:神戸市、(一財)神戸観光局、KOBE三宮・ひと街創り協議会
車いす提供:ダスキンヘルスレント神戸東ステーション