目次
名古屋城バリアフリー観光コース
①名古屋城駅
名古屋城のWheeLog!バリアフリー観光マップはこちら
②金シャチ横丁(宗春ゾーン)
③名古屋城東門
④本丸御殿
⑤名古屋城正門
⑥金シャチ横丁(義直ゾーン)
所要時間
約3時間
今回のメンバー
今回、WheeLog!で参加者を募集し、自走と簡易電動の車いすユーザー3名と、歩ける人6名で名古屋城に行ってきました。
名古屋の地下鉄のバリアフリーについて(2024年)
乗り降りは人によってはスロープなしでもOK
名古屋の地下鉄は、「名城線」「名港線」では、 ホームと車両の段差・隙間を縮小する整備が進められていて、各駅一番前と一番後ろの乗降口(1番乗降口・18番乗降口)で、ホームと車両の段差・隙間が縮小されています。一方、名古屋駅のある「東山線」などは通常の段差・隙間となっています。
乗降が難しい方や不安な方は、「名城線」「名港線」を含め、スタッフの方にスロープを出していただくことが可能です。
公式ウェブサイトに各駅の段差の詳細が記載されているのでご参考ください。
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/subway/TRP0004414.htm
名古屋城のおすすめ車いすルート
①名城駅
ホームのエレベーターから改札階に上がり、車いす対応の改札機を出て右手に進むと、地上に上がるエレベーターがあります。地上に上がるルートは1ヶ所のみです。
駅のエレベーターを上がって外に出ると、交差点の斜め向かい側に名古屋城の入り口があります。交差点は距離があるので、余裕を持って渡ると良いです。
参考スポット
地下鉄 名古屋城駅 エレベーター
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=12965&la=ja
②金シャチ横丁(宗春ゾーン)
金シャチ横丁は、お食事処やカフェ、お土産物屋さんが集まっているエリアです。直義ゾーンと宗春ゾーンに分かれ、宗春ゾーンでは名古屋城の金シャチの形のたい焼きやあんかけスパなど、映える変わり種の名古屋名物を楽しめます。
参考スポット
金しゃち焼き
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=149023&la=jaあんかけ太郎 名古屋城金シャチ横丁宗春ゾーン店
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=31252&la=ja
③名古屋城東門
金シャチ横丁宗春ゾーンから東門に入ります。スタッフの方がいるので、手帳を提示すると介助者2名まで無料で入れます。
城内は固い砂の道で、車いすでも問題なく走行できます。また、途中の広場では侍ショーを楽しむこともできます。
参考スポット
名古屋城 東門
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=149026&la=ja名古屋城 東門トイレ
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=149025&la=ja
④本丸御殿
2024年現在、天守閣は改修工事のため、一般の方も含め中に入ることはできません。その代わりとして「本丸御殿」を見学するコースとなっています。見学コースの所要時間は30分程度です。
本丸御殿はスロープを通って中に入ります。車いすのタイヤを拭いてそのまま入ることもできますし、貸出用の車いすに移乗して利用することも可能です。また、中の通路は畳シートで保護されてます。
絢爛豪華な装飾が施された御殿は、名古屋の文化を体感できる場所です。
本丸御殿は、尾張藩主の住居かつ藩の政庁として1615年(慶長20)に完成しました。御殿の内部は障壁画や飾金具などで絢爛豪華に飾られ、江戸時代の先端技術を注いだ近世城郭御殿の最高傑作とたたえられるほどでした。1930年(昭和5)には、城郭では天守閣とともに国宝第一号に指定されましたが、1945年(昭和20)、空襲により残念ながら焼失しました。その後、第一級の史料をもとに復元工事を開始。2018年(平成30)、往時の姿を忠実に復元した優美な空間が完成しました。
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/guide/honmarugoten/
本丸御殿・天守閣前の広場には、トイレもあり、名古屋城を眺めながら、休憩できます。
参考スポット
本丸御殿
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=84903&la=ja本丸スロープ
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=84904&la=ja本丸前トイレ
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=149027&la=ja
⑤名古屋城正門
正門のエリアは緑に囲まれた名古屋城を眺めることができるステキな場所です。お土産屋さんやトイレ、案内所などもあります。車やタクシーで来られる方はこちらの正門から入るのがおすすめです。
参考スポット
正門トイレ
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=149028&la=ja
⑥金シャチ横丁(義直ゾーン)
正門を出たところに、名古屋名物のお店を集めた「金シャチ横丁(義直ゾーン)」があります。味噌煮込みうどん、名古屋コーチン、味噌カツ、ひつまぶしなど、定番の名古屋名物のお店が集まっています。
今回はここの金シャチ横丁(義直ゾーン)から、①名古屋城駅に戻り、地下鉄で帰りました。
参考スポット
金シャチ横丁(義直ゾーン)
https://app.wheelog.com/map/custom/user/webMap?spotId=149212&la=ja
まとめ
今回の名古屋城バリアフリー観光コースは、車いすユーザーの方でも安心して楽しめるように、スロープを利用した段差のないルートになっています。天守閣は改修工事中のため入れませんでしたが、本丸御殿や金シャチ横丁など、名古屋城の見どころを十分に楽しむことができました。
今回のコースの特徴
- 自走式車いすや簡易電動車いすで移動可能
- 各エリアに車いす対応トイレあり
- 介助者2名まで無料
- 本丸御殿はスロープで入れ、貸出用車いすあり、畳シートで通路保護
- 名古屋名物を楽しめる金シャチ横丁
- 天守閣は改修工事中のため、2024年現在は見学不可
名古屋城は、バリアフリー対策が充実しており、車いすユーザーの方でも比較的安心して観光できるスポットでした。特に、本丸御殿はスロープや貸出用車いすなど、車いすユーザー向けの設備と対応がされており、ゆっくりと見学を楽しむことができました。
名古屋城は、歴史や文化に興味がある方だけでなく、バリアフリー観光を楽しみたい方にもおすすめのスポットです。ぜひ、名古屋城を訪れてみてはいかがでしょうか。
名古屋城のWheeLog!バリアフリー観光マップ
今回の情報はバリアフリーマップ「WheeLog!」に掲載されています。車いすの走行ルートも見れるので、ぜひチェックしてみてください。