先日、豊橋市役所主催の勉強会で、市民ボランティア向けにバリアフリー調査会を行いましたので、ご報告します。
7月13日に豊橋市役所で「人にやさしいまちづくりサポーター」として活躍する市民ボランティア11名と職員4名の計15名で実施しました。
このイベントは、WheeLog!スポンサーのあいおいニッセイ同和損保さまのご協力で実現しました。いつもご支援いただきありがとうございます!(あいおいニッセイ同和損保さまとのこれまでの取り組みはこちら)
目次
豊橋市「人にやさしいまちづくり推進事業」
豊橋市は、平成6年から「人にやさしいまちづくり推進事業」を始め、平成9年3月に「人が優先、尊重される中で、誰もが生き生きと輝く暮らしができる社会」の実現を基本理念とする「人にやさしい街づくり基本計画」を定めました。現在は、総合計画に同理念が盛り込まれ、この事業を進めています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/15546.htm
1. アプリの説明
まず初めにWheeLog!アプリとバリアフリー情報の収集方法について説明しました。参加者の方々は、日頃から市民向けに車いすの出張講座を行っている「バリアフリーのベテラン」の方々なので、「アプリを使ってどうやって情報発信するか」「どのようなポイントを抑えて情報発信するか」にテーマを絞って、玄人向けの説明を行いました。
2. バリアフリー調査
豊橋市内のバリアフリー情報の収集を行いました。
3班に分かれ、豊橋市役所から出発し、各地点のバリアフリー調査を行いました。
講師も1つの班に同行し、トイレやエレベーターの写真を撮る位置や角度などを細かく指導しました。
また、スポットの写真撮影に加え、車椅子に乗りながら走行ログも記録しました。
3. 情報発信
街歩きで収集してきたバリアフリー写真をWheeLog!アプリに投稿しました。参加者は初めてアプリを使う人ばかりでしたが、参加者同士で教え合いながら、講師もサポートし、無事に情報をアップできました。アプリに投稿した情報を見て、「すぐに情報が反映されるのが良い」「写真がわかりやすい」などの反応をいただきました。
最後に、みんなで投稿したスポットを見ながら、それぞれの感想を共有しました。
「これからも情報を投稿していきたい」と、前向きな言葉もいただきました。これからの豊橋市の投稿が楽しみです!
バリアフリー調査したい時はお問い合わせください
ぜひ、私たちの街でも「専門的なバリアフリー調査がしたい」とご希望の方は、ぜひお気軽に問い合わせください。バリアフリー調査の経験豊富な講師がサポートします。
豊橋駅前のバリアフリー情報を網羅
研修終わりに、今回の調査会の範囲外だった「豊橋駅」のバリアフリー調査を行いました。駅前東口はペデストリアンデッキ(高架型歩道)になっていて、エレベーターもたくさんありました。トイレも駅に隣接する商業施設を含め、充実していました。
すでにユーザーさんが投稿しているスポットも含め、駅前のバリアフリー情報を完全網羅しましたので、豊橋に訪れる際はぜひご参考ください。