WheeLog! in 小田原 so ズゴック探しの旅!イベントレポート

2024年9月7日に行われたイベント!WheeLog! in Odawaraに参加させていただいた渋谷です。

今回私が参加させていただいた経緯は、前職で障害者の就労支援施設で勤務していたので、福祉関係のイベントを探していたところ熱血男の初鹿さんから素敵なイベント情報を教えていただき、小田原で福祉関係に関わっている方との繋がりを作りたいということと、実際に歩いて、小田原の街を見てみたいという気持ちで参加させていただきました。

【開会式】

このテンションの高い人は誰だ??という結構な衝撃から始まった開会式!

一気に会場の空気感が変わった気がしました!

名前はジョンソン!そういえば、何故ジョンソンかは覚えていませんでしたので、是非次回の参加のときは、伺ってみようかと思います!笑

私のチームは親子で参加された方と英語の先生と中学生と今回の会場を貸してくださったデンマークINN小田原の施設長さんのチームで、皆初めましてでしたが、全くそんなことを感じさせないくらい気さくな方々で、すぐに初参加の緊張もほぐせることができました。

ジョンソンさんの登場の衝撃もありましたが、それと同じくらいの衝撃はなんと電車に乗ってミッションを行うということでした!

「そんな広範囲で行うイベントなの?」とビックリしましたが、それと同時に「せっかくの機会だから楽しもう」という気持ちにさせてくれた全面的に良い意味で期待を裏切ってくれた規模感のイベントです!

協賛もいただいているようで、こうしてワクワクさせていただけるイベントに参加できるのも、想いを伝えて賛同者を集める方や、その想いに共感して応援してくださる方が居る、お陰で開催をしていると思うと景品を通して感謝の気持ちを味あわせてくれる時間にもなりました。

【ズゴックってなんだ?】

そんな我々のチームが選んだのは一番ミッションポイントが高かった「ズゴックの写真を撮影する」というミッション!

最初は、お台場にあるガンダムの等身大のようなものを想像しちゃいました!

「なんでそもそも小田原にズゴック?」「小田原に北条早雲以上の名所になる像ってあるのか?」と思いましたが、実際はマンホールのズゴックでした!

ちょっぴり等身大ズゴックと写真を撮りたかった残念な気持ちと、小田原の景観を崩さないでいてくれたことへの安堵感の気持ちが入り混じった、ズゴックマンホールとの対面でした。

PS:小田原とズゴックの関係性ですが、小田原市がガンダムの生みの親である富野 由悠季(とみの よしゆき)さんの出身地であることが理由のようで、小田原城にはガンダムのマンホールがあるので、是非探してみてくださいね!

【車椅子から見える小田原】

正直就労支援の仕事をしていたときよりも、車椅子というものや車椅子から見える景色や道路の質、不便なところや人混みの中での状況。

知識で知っているだけでは、わからない部分を体感させていただくことで普段では見過ごしてしまうものに気づけたりしました。

それが、駅のエレベーターが無い状況や電車とホームの間の距離や歩道が無いことへの恐怖感。

二足歩行や車に乗っている時には気づかないこと、正直気にする必要の無いことも、いざ車椅子に乗ると、一人で出かけようとは思えないなと感じました。

それと同時に現状の車椅子で移動されている方の強さや行動力には脱帽です。

そして、支援される専門職の方々の実践値の高さにもビックリしました。

また公共交通機関の方々も最大限現状でも出来ることでサポートしようとしてくれてるだろうなという気持ちにも気づくことができました。

きっと、まだまだ気づかない課題はありますし、見過ごしてしまっている部分も多くあるかと思いますが、WheeLog! のイベントを通して小田原の街でも

車椅子ユーザーが過ごしやすい状況をどのように作っていくかを考えるきっかけになりましたし、車椅子だけではなく、他にも外出できない状況の方が少しでも低いハードルで安心して外出でき、いろいろな景色を五感で感じられるようなまちづくりができたら、安心感のある街になるんだと思います。

言葉で書くのは簡単ですが、それが難しいのは重々承知しておりますが。

ミッション後の振り返りでも出てきたように、行政の限りある財源では賄いきれないハードの部分をどう人との繋がりというソフト面で補っていくか、どのように自分事にしていくか。

時間はかかると思いますが、それでも動いて体感して考えて発信していくことは諦めたくないと感じました。

いつ自分が車椅子ユーザーになるかわからないし、外出できない状況になるかわからないからこそ、きっと誰しも自分事化できるテーマだと思います。

後は、そのきっかけつくり!

その面でいうと、WheeLog! は大きなキッカケを楽しく与えてくれる時間になりました。

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