【WheeLog!1分インタビュー⑥・趣味の鉄道と写真を活かして・Wantaroyさん】

WheeLog!についてヘビーユーザーの皆様にインタビューに答えていただきました。7回にわたり公開させていただきます。
http://www.wheelog.com/hp/project/interview

今回は、歩ける人Wantaroyさんです。インタビューでは語りつくせなかった思いの丈を、長文寄稿してくださいました!

【バリアフリーマップアプリ WheeLog!でインタビューを受けました!】

WheeLog!織田友理子さんは「健常者にこそスポット投稿をお願いしたい。」とおっしゃる。 初めて伺った時はその意味が汲み取れなかった。でも今は、なんとなくわかる気がする。

撮影技術は粗いが、写真を撮ることは比較的好きだ。だから、スポットの取材写真を撮るのはなかなか楽しい。撮れば作品を見てもらいたいので、登録する作業も結構楽しんでいる。そして、もしかしたらどなたかのお役に立てるかもしれない。それは励みだ。

気になるのは、車椅子を常用しないから視点がどうしても想像の域を出ない事。幸い世間の大多数の人より自分の周りには車椅子を普段使いなさる方が多いと思う。だから少々の経験は積んでいる。それでも「多分こうだろうな」なのだ。

だから始めは、写真にどう客観性を盛り込むかを特に意識していた。意識が邪魔をしてupできなかったスポットもたくさんある。今でも、お店などの取材は苦手だ。車椅子の方がいらした、またはご一緒したのなら安心して投稿できるのだが。 ただ、どうやらWheeLog!は主観データの寄せ集めに大きな価値があると考えているらしい。これで少し自分の中で敷居が下がった。

スポット投稿をしているとさまざまな気付きを得られる。 「スロープも付いてりゃいいてもんじゃなよな。」 「階段を使わないでどこかへ行くって、事前に調べておかないとほとんど不可能。」 そして、皆さんの投稿を拝見しても同様だ。

WheeLog!に健常者(これ、もっと良い言い方ないかな。)が係わると、心のバリアフリーが育まれると思う。 だからバリアフリーという事にあまりピンとこない周囲の人たちに、どうにか知って、一度触って、できれば楽しんでもらいたいと思っている。 当面の課題だ。

Shot by Hiromi Suzuki
Illustrated by Rie Hashinaga
Edited by Yuriko Oda

上部へスクロール
コンテンツへスキップ