11月13日に徳島市で『市長と歩く!車いす街歩き〜WheeLog! in 徳島〜』を開催しました。今回はお子さんの参加も多く、幅広い年齢層の方々が参加する会となりました。当日はあいにくの雨となりましたが、皆さま雨の中でしか経験できない気づきや発見があったようで、とても充実した内容のイベントとなりました。
今回のイベントのレポートをお届けします。ぜひご覧ください。
目次
今回のイベントについて
今回のイベントは、令和4年度版徳島市コロナ危機突破プロジェクト創造支援事業の一環として実施しました。また、徳島市の内藤市長にもご参加いただき、市長は1日を通してイベントに参加され、班に入って参加者と一緒に車いす体験もされました。
イベントの説明
まず初めに今回のイベントの説明を行いました。街歩きでは車いすの体験とバリアフリー情報の収集を行います。そのために必要な知識を、動画やスライドを使いながら説明しました。
雨の中での車いす体験
街歩きでは各班さまざまな場所へ行く予定でしたが、今回は雨だったので、時間を変更して徳島駅周辺を散策することになりました。傘をさしたりカッパを着たりして、車いすを体験することになりましたが、普段、車いすの方が雨の中をどのように移動されているかを体感する良い機会となりました。
バリアフリー情報の投稿
街歩きを終えて会場に戻ってきてから、バリアフリーマップ「WheeLog!」のアプリに情報を投稿しました。合計で50件以上のバリアフリースポットが投稿されました。
ふりかえり
今回、参加者それぞれが街歩きをして気づいたことを付箋に書き出していきました。そして、班のメンバー同士で活発に意見を交わしながら、それぞれの班の感想をまとめのシートに書きました。
A班: 車椅子は不便な所が多いので、ふつうの人のように行動できるようにして欲しい(こまっていたらなるべく手助けしてあげたい)
B班::できますマーク”作りたいね!
C班:人の優しさにふれました。(徳島は捨てたもんじゃない!!)
D班:タクシー最高3150!!
E班:いつでもどこでも誰でもお出かけできる徳島に
F班:車椅子の体験により新しいものが見えた。
発表
各班ごとに街歩きの体験や感想を発表し、参加者全員と共有しました。他の班の体験を共有することで、さまざまな体験を知ることができ、深い学びの機会となりました。
まとめ
一般社団法人WheeLog代表の織田が、参加者の発表内容を受けて講評を行いました。さらに、代表の織田と徳島市長が、バリアフリーについてのトークセッションを行いました。
メディア掲載
今回の車いす街歩きの様子を読売新聞に掲載していただきました。
大学訪問
イベントの翌日、代表と事務局員が、徳島文理大学を表敬訪問し、保健福祉学部の学部長や先生にお会いし、WheeLog!の活動についてご説明する機会をいただきました。
今回の事業の中で、車いす街歩きを大学や高校などの教育機関や福祉関連団体・企業などで実施できるように、プログラムを作成しています。このプログラムを徳島文理大学で医療を学ぶ学生にも活用していただけるよう、今後連携していく予定です。
次回の予定
街歩きイベントは次回2月にアスティとくしまで実施予定です。詳細が決まりましたら、また告知いたします。今回参加できなかった方もぜひご参加ください。