11月19日(土)にJAL(日本航空株式会社)様よりご依頼いただき、沖縄県那覇市で代表の織田友理子が講演を行いました。
この講演はJAL様が実施するサステナブルーチャーターフライトの一環で、SDGsに関するイベントのひとつとして、務めさせていただきました。
ぜひ講演までの流れ、講演の様子をご覧ください。
目次
1. サステナブルチャーターフライトヘの搭乗(講演までの移動)
11月18日に、羽田空港から講演会場となる那覇まで、サステナブルチャーターフライトに搭乗させていただきました。
サステナブルチャーターフライトとは?
https://www.jal.co.jp/domtour/oka/charter_sustainable/index.html
羽田空港でフライトに搭乗
搭乗した省燃費機材エアバスA350機は日本初のCO2排出量実質ゼロフライトであり、またサステナブルな機内食・リユース可能な素材での機内提供品、機内でのトークセッションを楽しませていただきながら素敵な空の旅を過ごしました。
機内食
環境負荷が低く、植物性原材料の大豆ミートを使用したハンバーガーや、フェアトレードのチョコレート、プラスチックカップ製から紙シールに切り替えられたブルーシールアイスクリームなどのサステナブルに配慮された機内食をご提供いただきました。
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機内トークセッション
機内では慶應義塾大学大学院教授の蟹江憲史(かにえのりちか)氏、『ソトコト』編集長の指出一正(さしでかずまさ)氏によるサステナブルな未来へのトークセッションが開催されました。
・持続可能な状態にしていける可能性にチャレンジしているフライトが実現したこと
・新しい未来を作るために、自分たちができる持続可能性があることを実現
・自分ごととしてサステナビリティを捉える良い機会となり、自分たちの生活を豊かにしていくきっかけとなった
など今回のフライトをきっかけにひとりひとりが生活を豊かに社会をより広く見れるのではないか?とサステナビリティやまたその未来の可能性についてトークが広げられていました。
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那覇空港に到着
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2. 講演『車いすでもあきらめない世界をつくる~想いが可能性を広げる~』
フライトの翌日、11月19日に那覇市のO2 OKINAWA OFFICEで講演させていただきました。当日は沖縄だけでなくフライトに搭乗された方など、さまざまな方にお集まりいただきました。
JAL様との取り組み
JAL様は以前よりアクセシビリティに力を入れてこられており、WheeLogとともにご一緒にできる企画を以前より練っていただいておりました。
誰もが旅を通じて、より豊かな人生を楽しめる社会の実現を目指しており、航空領域にとどまらず旅行先を含めたバリアの解消を図ります。
https://www.jal.com/ja/sustainability/human/accessibility/
そのために、 障がいのあるお客さまなど、移動にバリアを感じるお客さまに「もっと自由に、もっと気軽に、いつでも」ご旅行を楽しんでいただけるよう、お客さま一人ひとりに寄り添う全社員の心のバリアフリーの実践に加え、さまざまな関係者の皆さまとの連携を深め、シームレスで安全・安心な移動環境を整備します。
その中で、2021年には、誰もが旅を通じてより豊な人生を楽しめる社会の実現を目指すということで、社内研修としてイベントを開催し、空港の情報などを社員のみなさんがWheeLog!に投稿(計877スポット)してくださいました。
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また、2022年3月には、オンラインでの空港体験プログラムを実施してくださいました。
JAL×WheeLog!オンライン空港体験プログラムを開催しました
そして2022年、この度の機会になかなか実現することができなかった沖縄でのイベントを開催することができました。
苦い思い出から幸せな思い出へ
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代表の織田は2018年の冬に沖縄で体調を崩し入院した経験から、沖縄には苦い思い出が残っていました。
この度の講演会に到着するまでも、JAL様の大変細やかなアクセシビリティを体験させていただき無事に講演を開催することができました。無事に飛行機に搭乗し、移動して講演することができたことは多くの車いすユーザーにとって社会参加の希望になったと思われます。
織田は「また沖縄を思い出すと苦い思い出が頭に浮かんでいたけれども、今回の講演を機に幸せな時間を過ごせたことを思い返すことができる」と話していました。
ひとりひとりが自分ができることで助け合って生きている
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私たちWheeLog!がやりたいことは、助け助けられ、励まし励まされる循環をつくっていくこと。助けていただくこともあるけれども、助けることもできるという循環を大事にしていきたい。
みなさん人生の中で大変なことがあっても、助け・助けられるが循環していくことによって人は生きやすくなるのではないでしょうか?私自身が手伝ってもらって申し訳ないという気持ちも生まれることがあります。しかし、その分どれだけその人のために何ができるかなと考えられるような、そういう思考に成長していきたいと思います。
私自身、話すことが以外何もできないと思っているけれども、でも障害者となって分かったのは、人は1人では生きてはいけなくて。だからこそ自分にできることをもっと挑戦していきたいと考えています。
(講演一部抜粋)
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聴講していただいた皆さまはメモをとっていただいたり、熱心に聞いてくださっていました。
自分ができることをひとつひとつ行い助け合っていくことがSDGsの掲げる「誰一人取り残さない」を実現し、誰もがあきらめずに社会に参加できる一歩につながります。
私たちWheeLogは車いすユーザーが必要なバリアフリー情報は車いすユーザーしかわからないという状況をつくるのではなく、みんなで一緒になって手を取り合って取り組んでいきたいと思って活動しています。
これからも”車いすでもあきらめない世界”をつくり社会に貢献できるよう尽力していきます。
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そして、この度講演会を開催していただきましたJALさまにこの場をお借りして改めて感謝申し上げます。
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