WheeLog!フレンズ（地域コミュニティ）のひとつ、WheeLog! KAWASAKIで、街歩きが開催されました。主催者の方からレポートをいただきましたので、ご紹介します。
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目次
4月9日「川崎つながろ会 車いすで街歩き」を開催！！
今回、「川崎つながろ会」の主催で、「WheeLog!」アプリを活用した車いす体験街歩きを川崎駅周辺で実施しました！
【イベント企画】
実はこの計画、4年前から考えていました。
当時は漠然とした思いでしたが、つながろ会会長が「やろう！」と背中を押してくれ、企画案を提出したら会の皆さんも積極的に協力してくれ、なんと企画から3カ月で開催に至りました！
【川崎つながろ会とは？】
http://kawasaki.tsunagarokai.net/
ALS患者の「外出のきっかけになれば」との思いで、2017年に当事者二人とその仲間で立ち上げた患者会。
現在は、ALSに限らず神経難病の患者会として、神奈川県川崎市を拠点に活動中。
様々な体験や知識の共有をし、より良い療養生活を送る事を目指す。
当事者・家族だけでなく、多岐にわたる参加者で月1回交流・相談会を実施。
近年は外出イベントや講演会も開催。いつでも参加希望は大歓迎！！
【WheeLog!とは？】
みなさんご存知！「車いすでもあきらめない世界を目指す」をコンセプトに神経難病当事者が2018年に発足した団体。
バリアフリー情報を集めるアプリを中心に、バリアフリーの理解・啓発活動を行う。
そんなWheeLog!から「フレンズKAWASAKI」ロゴを貰いました～！！
【イベント準備】
様々な方が、協力して下さいました！
①会場：つながろ会で確保！
②車いす：市内の作業療法士さんの尽力で「ダスキンヘルスレント様・ハナリハデザイン様・permobil様」のご協力を頂けることに！
③資料：川崎市立看護大学サークルLinkのみなさんが、アナログ＆ハイテクで看板や地図を作成協力！
④外出支援：外出時の人手や介助が足りない方に、イベント参加者がサポート！
⑤各班リーダー：つながろ会メンバーに依頼！（中学生もやってくれました！）
⑥助言・サポート：WheeLog!フレンズへの相談、フレンズ鳥越さんの参加はなんとも心強い！
【イベント当日】
・川崎駅～徒歩8分の産業振興会館に総勢40名集結！車いすユーザーは大型4名・電動2名！「つながろ会会長 高野元さん」の開会の言葉で幕開け！
・感謝感謝の車いすのご提供！ダスキンさんからはベーシックな車いすやチルトリクライニングを、ハナリハさんからは走行性の高い車いすを、ペルモビールさんからはスマートドライブと昇降＋チルトリクライニング機能付き電動車いすなど様々～
・行先を相談していざ出発！！
・私の班は、川崎～ラ・チッタデッラ～銀柳街～川崎駅の経路。
①ペルモビールさんより車いす説明：スマートドライブはブレーキ操作に慣れが必要だけど、慣れれば自操に比べてとっても楽！！
②思わぬバリア：石畳の一部が乗ると下がる！車輪が引っ掛かり前のめりで焦った！
③人込みも意外とバリア：「駅のコンコースは人が多すぎるからいつも回避ルートを行く」と車いすユーザー君とそのお母さんに教えてもらった！
④多目的トイレでも‥：重度心身障害児にとっては介護ベッドがあるかも重要！
⑤バリアも人の力で何とかなる：昼食は階段のあるレストラン♪みんなで車いすを持ち上げてバリアはフリー！店員さんも柔軟な方でした～
⑥映えスポットで集合写真☆
・他の班も1日楽しく過ごした様子！！
（お賽銭箱までの5段で車いすを持ち上げたり～走行性の高い車いすで後ろにひっくり返ったり～お酒を飲んだり～ミキサー借りたり～行けると思った道が行けなかったり～移動に時間がかかる事に気づいたり～小学生が浮世絵を楽しんだり～）
・街歩き終了！みんな時間通りに集合！‥とはいかず、ちゃんと帰ってきたのは1班だけ、、大変お待たせいたしました。各班、感想を共有していざ報告会！
・報告で多かったのは、「思っていたより～」という言葉。「思っていたよりも‥エレベーターが少ない・出入り口の幅が狭い・少しの段差で引っかかる・時間がかかるなど」。他に「人は結構優しかった」「急に人が横切って恐かった」とソフト面の感想も多々。実際に体験しないとわからない事がどんなに多いか！改めて痛感。
・最後は「川崎つながろ会副会長 杉田省吾さん」の閉会の言葉で締めくくり～
ではなく！今回唯一の小学生参加者君が一本締めで大成功に締めてくれました！！
～集合写真～
みなさん、ご参加・ご協力ありがとうございました！！
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