5月30日にフィンランドの首都ヘルシンキで、WheeLog!初の海外での街歩きを実施しました。今回の街歩きは、WheeLog!のゴールドスポンサーである富士通株式会社さまの多大なサポートによって実現しました。
目次
背景
今回、「MyData 2023 Conference」という国際会議にWheeLogを招待していただき、その国際会議のイベントの一環として実施しました。参加者は本会議の参加者で、WheeLog!の取り組みに関心のある方々にお集まりいただきました。
https://2023.mydata.org/session/barrier-free-field-trip/
開催にあたっては、富士通株式会社さまに加え、フィンランドのMicrosoft社さま、フィンランドで地理情報を幅広く取り扱うGeoForumさまにも共催としてご協力いただきました。
あいさつ
MicrosoftのVânさんからMicrosoftのアクセシビリティ対応について、詳しくご紹介いただきました。そのあと、代表の織田からWheeLog!の取り組みを紹介しました。
街歩きスタート
街歩きの説明後、3つの班に分かれ、ヘルシンキの中心部を街歩きしました。各班それぞれ図書館や教会など、目的地に向かいながら車いすを体験しました。
ふりかえり
ヘルシンキ市内にある会場で車いす体験のふりかえりを行いました。参加者からは、さまざまな意見が出されました。
「Very interesting workshop that opened a new perspective for accessibility.(アクセシビリティに対する新しい視点を開く非常に興味深いワークショップだ)」
「We often ignore the small details that really matter.(細かい部分が本当に重要だということを無視してしまうことがよくある)」
「Wheelog will change the future!(ウィーログは未来を変える!)」
「Hard to feel being part of society.(社会の一員であることを実感するのが難しい)」
ふりかえりの最後には、GeoForumのMiikaさんからまとめの言葉をいただきました。こうして無事に第1回のWheeLog! in Helsinkiが終了しました。
まとめ
今回は初めての海外開催で、全く知らない土地・国での実施となりましたが、富士通の皆さま、そしてフィンランドの皆さまのご協力のおかげで、無事に開催することができました。心より御礼申し上げます。
「車いすでもあきらめない世界をつくる」というのは、日本に限らず、世界共通で目指していくことだと改めて実感することができました。これからも日本、そして世界にWheeLog!の活動を広げてまいります。
開催団体
主催:WheeLog
共催:Microsoft Finland, GeoForum
協賛スポンサー:MyData Global, Fujitsu