今回、株式会社サンシャインシティ様よりWheeLogにバリアフリー調査の依頼をいただきましたので、調査の様子をお届けします。
目次
調査の概要
今回は池袋サンシャインシティの飲食店並びにトイレ、展望台の調査をしました。調査員としては、車いすユーザーの方とWheeLog事務局が担当しました。
調査
調査では様々な店舗や展望台を回らせていただき、バリアフリー調査をしました。
ハードの面
- 店内に入らなくても着席できる。
- 荷物置きが地面置きではなくて体がふらつくことなく取りやすかった。
- テーブルの足が、つま先に当たらないため座りやすい。
- カウンターが当たらないで足が入る。
- カウンター下の荷物置きが使いやすい。
- カウンターのテーブルの角がガードされて痛くない。
- 出入り口の鏡の配慮が素晴らしかった。(人とぶつからないように)
- 荷物かけが高い位置にあるため、低く設置する必要がある。
心のバリアフリー
また調査していて感じたことが、スタッフの方々の心のバリアフリー対応の良さでした。
- テイクアウトゾーンがあって商品を選びやすいように配慮してくれている。
- 調味料をカウンターまで持ってきて、その場でかけて持って帰らせていただける配慮があった。作ってすぐ渡したいものがあるからちょっと待っていてくださいと出来立てをいただいた。
- 感じの良いお店でまた来店したくなるお店。
- 車いすの人が前に来たことがあり、対応に慣れていた。
- 注文は機械で行うが届かない場合は、店員さんが声かけしてくれて手伝ってくださる。
など素敵なご対応をしていただきました。
WheeLog!調査員と株式会社サンシャインシティ担当者さま
前回の調査
WheeLogは、車いすユーザーや高齢者やベビーカーを利用されている移動困難者が快適に過ごせる社会を目指して活動しています。2020年にも株式会社サンシャインシティ様から調査のご依頼をいただきました。この度の調査では更にバリアフリー情報の発信の強化、池袋サンシャインシティのバリアフリーの質を高めるべく調査のご依頼をいただきました。
2020年2月18日と19日の2日間、WheeLog!で池袋サンシャインシティのバリアフリー調査を実施しました。
その調査結果をまとめたWebサイトが「サンシャインシティバリアフリー情報サイト」として公開されました。
WheeLog!では「駅(池袋・東池袋)からサンシャインシティまでのアクセス」「館内共用部、主要施設までの導線」「各アミューズメント施設内」「レストラン」の使いやすさの確認、レストラン毎に車いすで実際に利用している様子の写真撮影等を行いました。
https://wheelog.com/hp/archives/18294
企業がバリアフリーに取り組むことについて
企業がバリアフリーについて取り組んでいただけることで、お客様の利便性向上、事故防止、社会貢献につながることができます。企業がバリアフリーな環境を整備することは幅広い顧客層を取り込むことができ、ビジネスチャンスにもつながります。WheeLogとともに今後もバリアフリーな社会の実現に向けて取り組んでいただければ幸いです。WheeLogはバリアフリーな社会の実現に向けて、引き続き取り組んでいきたいと思います。
バリアフリー調査依頼
WheeLog!では車いすユーザーが主体となった当事者目線のバリアフリー調査を実施可能です。
調査依頼をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。