10月3日に、フジテック株式会社様よりご依頼をいただき、社内向けの公開取材企画として、織田友理子が講演を行いました。講演前半は織田友理子の講演を行い、後半は取材と社員の方々から質問を受けました。
目次
フジテック株式会社について
フジテックは、エレベータ・エスカレータ・動く歩道を世界中に届ける、都市空間移動システムの専業メーカーです。徹底した品質管理のもと、研究・開発から販売、生産、据付、保守、そしてリニューアルまで、一貫体制で「安全・安心」かつ「快適」な移動を実現。世界の都市機能の未来を創造します。
https://www.fujitec.co.jp/
ドバイの120人乗りのエレベーター
質問者の中には技術者の方がいらっしゃいました。普段からエレベーターに乗る際、音や振動などを常に感じたり、見たりする職人技のようなお話も聞き、感銘を受けました。
以前、2015年に織田友理子がドバイに訪れた際に、あるエレベーターに驚きました。それは120人乗りのエレベーターであり、フジテック様が開発・設置したものでした。織田はこれまでのエレベーターの中で最高だとお話した中、実際に当時このエレベーターを設置したスタッフの方が講演を聞いてくださりました。
このような素晴らしいご縁で、ドバイのエレベーターを設置された方々とお会いできて、心から嬉しい気持ちになりました。
ご感想
講演を聞いてくださった皆様からご感想・メッセージをいただきましたので、一部紹介させていただきます。
- 自分たちの仕事について、一つ「やりがい」を深められたように感じます。忙しい毎日の中でも「心のバリアフリー」を忘れず、身近なことから実践して皆が暮らしやすい世の中になるよう行動していきます。良い時間でした。
- 車いす体験をして感じてほしいというのが印象的でした。自ら感じて、考えることが商品を作る上で大切であると思いました。
- エレベータ・エスカレータの必要性について改めて実感することができました。
- エレべータ・エスカレータは、利用者と購入者が異なるため、利用者のニーズに応えたとしても、購入の動機付けにつながりにくい、ということにもどかしさを感じます。心のバリアフローに一人でも多くの人が参加することで、社会全体の雰囲気がが醸成されると思いました。
- 子どもと一緒にベビーカーでエレベータを待っていて、何回も乗れなかったことを思い出しました。車いす利用者の方がこのような思いを少しでもしないような社会になればと思いましたし、行動できればと思いました。
最後に
エレベーターは車いすユーザーにとって必須のものです。車いすユーザーやベビーカー利用者、高齢者、そしてその周囲の方々にとって、エレベーターは欠かせないものです。皆様のおかげで私たちは社会に参加でき、大切な人たちと会え、人生を謳歌することができています。お一人お一人のお仕事が社会貢献活動となっており、社員の皆様が緻密かつ丁寧で誇りあるお仕事をされていることに、改めて感謝いたします。
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