
2025年10月、合資会社ダスキン熊本様の創業60周年を祝う記念感謝の会におきまして、ウィーログ代表の織田友理子が講演を行いました。
今回の講演は、2024年度クラウドファンディングにお寄せいただいたご支援へのリターンとして実施したものです。ダスキン熊本様には、これまでにも2022年から継続して多大なるご支援をいただいております。今回の貴重な機会に、心より感謝を込めて織田友理子が講演しました。
■ 15年にわたるダスキン様とのご縁
織田とダスキン様とのご縁は、2010年に遡ります。代表の織田がダスキン愛の輪基金「障害者リーダー育成海外研修派遣制度」の個人研修生として、デンマークへ留学したことが始まりでした。
その後九州でのダスキンのイベントや、2013年ダスキン熊本様への訪問などを通じて交流を深め、患者会PADMの難病指定等を求める署名活動にも、全国各地のダスキン加盟店様にご協力いただくなど、織田の活動をずっと支えて下さいました。
長年にわたり変わらぬご支援を賜りました皆様に、改めて深く感謝申し上げます。
■ 講演テーマ「未来への恩送りが私の人生」
講演では、難病である遠位型ミオパチーの患者会PADMの設立、そしてウィーログ誕生に至るまでの軌跡や未来に私たちが何ができるかについて講演しました。
【参加者の皆様からのご感想】
講演後、皆様から寄せられたお声の一部をご紹介します。
・直接これまでの活動のお話しを聞けて感動しました。織田さんの活動に自分たちも貢献できている実感が持てました。これからも応援しています。
・2013年にもお話しを聞いていましたが、病気が進行してもなお挑戦し続ける姿に感動しました。国連でスピーチされるなど、活動が大きく発展していることが本当に素晴らしいと思いました。
■織田の感想
署名活動やウィーログといった私がこれまで行ってきた活動を。約15年の長きにわたってずっと応援してくださっている方々に直接お話しできる機会をいただけたことに感謝の思いでいっぱいでした。。PADMの署名活動にもご協力いただいた方とも再会でき、お陰様で新薬が承認販売されるまでに至ったことのご報告ができたことはできたことは感慨深かったです。
私の次に講演をされた新本高志さんは、約30年前から手作りのパウンドケーキを多くの方に届けるために、熊本中に自ら自転車でお届けされている方で初めてお会いしました。ユーモラスを交えながら会場の笑いを誘いながら、1人1人の方との出会いを大切にされるお姿に深く感銘を受けました。

(左から、ダスキン熊本 池田大信社長、新本高志さん)
ダスキン熊本をはじめ、ダスキンの皆様は「喜びのタネをまこう」との理念をお仕事の枠を超えて実践されています。私自身も、未来をよりよくするために自分の生命を使うことが喜びであり、ダスキンの皆様とお会いするたびに活動の原点である「みんなの幸せのために」との思いに立ち返らせていただいています。
ウィーログは、障害の有無にかかわらず、誰もが安心して外出できる社会の実現を目指し、バリアフリーマップアプリの開発や普及活動、政策提言など、多岐にわたる取り組みを推進しております。この度の講演を通じて、熊本の地でまた一つ、車いすでもあきらめない世界の輪が広がりましたことを大変嬉しく思います。
創業60周年という輝かしい節目を迎えられましたダスキン熊本様に、心よりお祝いを申し上げます。そして、継続的な温かいご支援に改めて感謝申し上げます。
ウィーログは、これからも「車いすでもあきらめない世界をつくる」という使命を胸に、一層邁進してまいります。

