【共同研究公募】国内最大級のバリアフリー・マルチモーダルデータを活用した研究パートナーを募集

WheeLog!バリアフリー・データサイエンス共同研究プロジェクト2026 募集要項

〜誰もが移動を「あきらめない」世界のインフラ構築〜

認定NPO法人ウィーログは、ユーザーの皆様が歩んでこられた数々の軌跡と、膨大なバリアフリー情報を最新のテクノロジーで解放し、社会に還元するための共同研究パートナー(研究室)を募集します。

1. プロジェクトの背景と社会的意義

WheeLog!は、世界最大級の車いすユーザー向けバリアフリープラットフォームです。これまで多くのユーザーが「次の誰か」のために投稿してきたデータは、今や「社会の共有財産」となりつつあります。

本プロジェクトでは、この熱量の高い「生きたデータ」を、研究室の皆様の自由な発想と高度な技術で分析・加工し、誰もが自由に移動できる社会を「自動的かつ持続的に」実現する仕組みを構築します。

2. 募集要項(実施条件)

  • プロジェクト名
    • WheeLog!バリアフリー・データサイエンス共同研究プロジェクト2026
  • 募集対象
    • 大学・公的研究機関の「研究室(ラボ)」単位
      ※2026年度の卒業論文・修士論文のテーマとして最適化可能です。
  • 研究期間
    • 契約締結日 〜 2027年3月31日
  • 採択予定数
    • 最大3研究室 程度
  • 研究支援・リソース
    • WheeLog!が保有する各種データの提供、および実証実験のフィールド提供をメインの支援とします。
    • 研究費等の資金的支援については、補助金・助成金の申請・採択状況やプロジェクトの規模に基づき、採択案件ごとに別途協議させていただきます。
  • 実施体制
    • プロジェクトの性質や研究テーマに応じて、弊法人のメンバーが共同研究者として研究チームに参画させていただく場合がございます。
  • 研究成果の取り扱い
    • 学会発表、論文投稿については、データ出典の明記をお願いします。
    • 開発されたシステムや知見は、WheeLog!の正式機能への実装を検討します。

3. 利用可能なデータセット

本プロジェクトの最大の支援は、国内最大級のデータセットへのアクセス権(研究用Read-onlyアクセス権)提供です。

アセット例

  • スポットデータ(約60,000件以上)
    • 施設名称、位置情報、ユーザー評価及び感想。一部、自治体等のオープンデータを含む。
  • 画像ビッグデータ(数万枚)
    • 入口の段差、バリアフリートイレの内部設備、スロープの傾斜など、車いすユーザー視点のリアルな写真。
  • 走行ログ(GPSデータ)
    • 実際に車いすが通行した経路の履歴。
  • コミュニティ知(テキストデータ)
    • ユーザー同士の助け合いから生まれた、車いす等に関するコミュニケーションの記録。

4. 研究テーマ例 (自由提案制)

以下のテーマは例示です。研究室の専門性に合わせた独自の提案を歓迎します。

  • コンピュータビジョンによる属性自動抽出
    • 数万枚に及ぶユーザー投稿画像を解析し、施設入口の「段差の有無」や「スロープの傾斜」、あるいは「バリアフリートイレの広さや設備」などをAIが自動判別するアルゴリズムの開発を目指します。
  • LLMを活用した対話型案内「WheeLog! Bot」
    • 過去の口コミデータを学習。車いすユーザー特有の悩みに対し、最適なルート選定やスポット提案を自然な対話で行う高度なエージェント機能を構築します。
  • オープンデータ自動収集・連携システム
    • 自治体が公開するバリアフリー情報やWeb上のオープンデータを効率的に収集し、既存のWheeLog!データと統合。常に情報の鮮度と網羅性を保つための持続可能なデータエコシステムを構築します。
  • 都市計画と連動した防災バリアフリーマップ
    • 走行ログや地形データを組み合わせ、災害時における車いす利用者の避難シミュレーションを実施。安全な避難経路の特定や、都市全体のバリアフリー脆弱性の可視化を研究します。
  • 教育・啓発のための探求学習アプリ
    • 収集されたデータを活用し、次世代を担う児童や学生が楽しみながらバリアフリーへの理解を深められる教育ツールの開発。ゲーミフィケーションを通じた社会意識の変革を追求します。

5. 選考のポイント

  1. 社会実装への意欲: 研究成果をWheeLog!のサービスや仕組みに組み込み、誰もが移動をあきらめない世界の構築に貢献したいという、社会実装への強い意欲。
  2. アジャイルな開発姿勢: フィードバックを受けながら、クイックにプロトタイプを動かす体制。
  3. 波及効果: 本研究を通じて、他の研究室や専門家とのネットワークを広げていただけるポテンシャル。

6. 応募フォーム

本プロジェクトへの参加をご希望の方は、以下の応募フォームよりご応募ください。

※期日を過ぎた応募は受け付けられませんので、ご注意ください。
※ご応募いただいた内容に基づき選考を行い、担当者より改めてご連絡いたします。

7. 今後のスケジュール

  • 2026年3月11日:応募締切
  • 2026年3月中旬〜下旬:オンライン審査(面談)の実施
  • 2026年3月下旬:共同研究パートナーの選定・通知
  • 2026年春〜夏:データ提供開始・共同研究および開発着手
  • 2026年冬:中間報告・プロトタイプ検証
  • 2027年3月:最終成果報告・論文化・社会実装フェーズへの移行

8. お問い合わせ先

認定NPO法人ウィーログ
info@wheelog.org

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