【イベントレポート】WheeLog! 9周年感謝祭 〜みんなで踏み出す10周年への一歩〜

2026年5月30日(土)、板橋区立文化会館にて「WheeLog! 9周年記念イベント」を開催いたしました。2017年5月のアプリリリースから9年を迎え、本イベントはこれまで活動を温かく支えてくださったサポーターや協賛企業、関係者の皆様へ感謝をお伝えするとともに、これまでの歩みと直近の実績、そして10周年に向けたこれからの展望を共有する大切な節目として企画されました。

当日は、バリアフリーマップアプリとしての枠を超え、国内外で社会インフラとしての役割を強めるWheeLog!が歩んできた温かい軌跡と、未来への確かな展望が共有されました。優しさと熱意に包まれた当日の様子をレポートします。


第1部:活動実績とアワード受賞の報告

代表挨拶:活動の原点と皆様への感謝

司会はいつものジョンソン氏が務め、和やかな雰囲気の中で進行されました。第1部は、代表理事の織田友理子による挨拶から始まりました。織田は、自身の原点である「人のために尽くせる幸せな人になる」という想いや、2015年のケニアでの国際会議、2023年の「ジャパンSDGsアワード」内閣総理大臣賞受賞などを振り返りつつ、集まった関係者の皆様へ深い感謝の意を表しました。

続いて、mariaさんによる9周年記念アートや、全国のサポーターの皆様から寄せられたメッセージが紹介されました。会場には、西武信用金庫の髙橋一朗理事長や、特別養護老人ホーム潤生園の井口健一郎施設長からいただいた美しいお花が飾られ、西武信用金庫の髙橋理事長からの電報や、ユーザーの皆様からの温かい寄付についても紹介され、深く感謝の意が伝えられました。

パートナー企業・来賓からのご挨拶

続いて、日頃から活動を支えてくださっているパートナー企業・団体等の来賓として、株式会社MIYOSHIすぐやる課の中村恵美子課長、西武信用金庫地域協創部の佐藤陽介部長、フジテック株式会社コーポレートコミュニケーション本部の若林英仁本部長、一般社団法人The Global Resilience Summit共同代表の木村麻子氏より、それぞれお祝いのお言葉と今後の活動への期待が述べられました。

2025年度の3大ニュースとアワード受賞

その後、事務局の松下雄一より、「2025年度3大ニュース」として、この1年間の活動実績が報告されました。

  • ① 国連本部での登壇:2025年8月にニューヨーク国連本部で開催されたSDGs関連会議にてスピーチを行い、国内外のメディアにも大きく取り上げられたこと。
  • ② クラウドファンディング成功:2025年に実施したクラウドファンディングにおいて、総額1,088万円の心強いご支援を達成したことへのお礼や、昨年開催した富山・盛岡・横浜中華街での街歩きイベントのご報告。
  • ③ WheeLog!アプリの進化:大阪府内のバリアフリートイレ1,634件のデータ連携をはじめ、大阪・関西万博や東京ビッグサイトなどの主要スポットにおける「エリアマップ」機能の充実。さらに、特許出願中の「3D機能」の進捗が発表されました。

また、昨年度は「Sustainable Global Award 2026」や「READYFORアワード2026」をはじめとする数々のアワードを受賞したことが報告され、これまでの取り組みが多方面で高く評価されていることを改めて実感する、嬉しい機会となりました。

アプリ開発クロストーク

続いて、代表の織田友理子と、最近「第60回吉川英治文化賞」を受賞したCTOの伊藤史人氏と、今年度よりエンジニアとして加わった新田真弘によるクロストークを行いました。伊藤氏の福祉工学に興味を持つきっかけとなったエピソードや、アプリの初期開発の裏話、これからのAIを活用したWheeLog!アプリの進化について、様々なトークが繰り広げられました。

ゲスト挨拶

第1部の締めくくりのゲストコメントでは、追手門学院大学の石塚裕子教授より、防災福祉の専門家の立場でご参画いただいているWAM(社会福祉振興助成事業)の防災プロジェクトについて触れられ、ウィーログへの期待のお言葉をいただきました。

さらに、台湾から視察団として「台湾車椅子ユーザー協会」の皆様が来られ、理事長であり車いすYouTuberとしても活動されているLeo(レオ)氏から、台湾での協会の活動について紹介いただきました。あわせて、車いすユーザーの日常を発信しているYouTubeチャンネル「ChairMan椅人」も紹介され、国境を越えたつながりを確認する機会となりました。

▼YouTubeチャンネル「ChairMan椅人」はこちら
https://youtube.com/@chairman1227


第2部:ユーザートークと今後の展望

ユーザートーク:それぞれの活用事例と関わり方

第2部では、草の根の活動を牽引するユーザーやボランティア主体による発表が行われました。

まず「ユーザートーク」のセクションでは、宮山さん、SMILEさん、太田さん、菱沼さん、陽翔さんの5名が登壇。それぞれの視点から、WheeLog!アプリの具体的な活用事例や活動への関わり方が生き生きと語られました。

ユーザークロストーク:ボランティア主体のコミュニティ運営

続く「ユーザークロストーク」では、長年ボランティアとして活動されている戦略チームの乾元英さん、藤原健太さん、古屋裕美さん、安田恭子さんが登壇され、ウィーログの活動に対する熱い想いや、これまでのボランティアの皆様の素晴らしい活動の歩みについて紹介されました。

最後は、特別養護老人ホーム潤生園の井口健一郎施設長から温かいご挨拶をいただいた後、織田友理子代表による閉会挨拶が行われ、笑顔あふれる記念撮影をもって終了しました。


懇親会:活動の振り返りと交流

「ウィーログクイズ」による振り返り

イベント終了後は、同会場内にて懇親会が開催され、サポーターや協賛企業、ユーザーの皆様が垣根を越えて親睦を深める和やかな時間となりました。懇親会の中では「ウィーログクイズ」が実施され、これまでの思い出や歩みを楽しく振り返る企画が行われました。

クイズの解説では、安田恭子さんから2021年の横浜中華街エリアマップ作成当時の懐かしいエピソードが紹介されたほか、古屋裕美さんからは「クリアソン新宿」との国立競技場観戦ツアーおよび街歩き連携の素敵な成果が語られました。また、ユーザーのcyclistさんによる圧倒的な投稿の軌跡や、秋場真純さんから「ウィーログ学園」の誕生経緯とYouTubeライブ配信の取り組みについて紹介がなされ、コミュニティの確かな一体感と絆を再確認する機会となりました。

10周年に向けたメッセージと皆様への感謝

WheeLog!は、アプリを通じた「点」のバリアフリー情報共有から、ルートという「線」へ、そして社会制度や防災対策という「面」へと確実にその領域を拡大しています。今回の9周年記念イベントは、これまでの多大なるご支援に対する感謝を全員で共有するとともに、10周年に向けたAI、防災、政策提言など、「車いすでもあきらめない世界」をつくるために、さらに活動を広げていく決意を新たにする素晴らしいひとときとなりました。

今後とも皆様の変わらぬご支援とご参画を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

最後に、当日会場へ足を運び、共に素晴らしい時間を創り上げてくださった参加者の皆様、そして日頃からWheeLog!の活動を草の根で支え、今回のイベントの企画・運営に尽力してくださったボランティアの皆様に、心より深く感謝申し上げます。皆様一人ひとりの温かいエネルギーと行動力こそが、WheeLog!を動かす最大の原動力です。10周年という次なる未来へ向かって、これからも共に手を取り合い、一歩ずつ歩んでいきましょう!

参加者レポート

当日ご参加いただいたダイジさんが、素敵なイベントレポートを書いてくださいました。当日の様子がリアルに伝わる内容となっていますので、ぜひあわせてご覧ください!

▼ダイジさんのイベントレポートはこちら
https://note.com/dr4102002/n/n796c487e7020

上部へスクロール