【第3回】ミニ街歩きイベント in 小田原

10月20日に小田原でミニ街歩きが開催されました。
WheeLoggersのshinさんから当日のレポートが届きましたのでご紹介します!
こうした活動が日本全国に広まるのを願っております!

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みなさま、初めまして、WheeLog!ユーザーshinこと神奈川県西地区リハビリテーション連絡協議会(以下、県西リハ)の浜野真也と申します。普段は理学療法士として神奈川県小田原地域の訪問リハビリテーションに従事しております。
今回はWheeLog!公式イベントではありませんが、WheeLog!を用いて小田原でまち歩きイベントを開催しましたのでご報告いたしますね。また小田原のまち歩きでは少し変わった特徴があるのでご紹介したいと思います。

イベントを通じての感想

2017年から県西リハ主催でWheeLog!のイベントをベースにして開催して今回で3回目を迎えた小田原まち歩きイベント。第2回はWheeLog!の協力を得て公式イベントとして開催しました。WheeLog!と小田原の馴れ初めやWheeLog! in 小田原の模様はこちら

今回は総勢18名で行われました。参加者は「小田原バリアフリーを考える会」「バリアフリーネットワークおだわら」の地元のバリアフリーの団体、会場を提供してくださる国際医療福祉大学小田原保健医療学部、教員、学生などでリピーターの方も多く和やかな雰囲気で行われました。中にはイベント中にお酒を飲む不届き者も(笑・・・全然有りです)

ある参加者の言葉
僕と同じグループだった「小田原バリアフリーを考える会」代表の三辻さんより印象深いお話を聞かせていただきましたのでお伝えしたいと思います。

『自分たち障害者が街に出ることは大切な事。今までも街に出れば周囲から色々と厳しく辛い言葉をかけられた。それでも、その瞬間、その人にとっては障害者と関わる機会になるし、その場にいる周りの人にも何かを考えるきっかけになればそれが良いと考えている。そのために自分は街に出ているんだ』と。

折に触れる
車椅子ユーザーの方と日常生活の中ですれ違う、お客様として接する、困ってる姿を見かける、、、このような瞬間が自分の生活の中で起こった時に心の中で何かが生まれるんだと思います。例えば見て見ぬ振りをする、声をかけてみるなど、行動を起こすためには思考というものが存在します。それが正しいとか間違ってるとかという話ではなく障害者との出会いが考えるきっかけを与えるのではないでしょうか?反対に言えば、そういった瞬間に出会わなければ考える事もないのかもしれない。小田原のまち歩きイベントも多くの人が障害を持った方と接したりや車椅子体験を通じて障害を持った人の気持ちを考えるきっかけを提供できるようなイベントになればと思います。

それでは少しだけ小田原まち歩きイベントの特徴を紹介してみたいと思います。

①同じエリア・複数開催
イベントで生まれた熱を一過性で終わらせるのでなく継続性を持たせることで僕らの想いを実現したいからです。僕らの想いとは『車椅子に限らず障害があってもなくても、受け入れる事の出来る街を作りたい』と考えています。そのため、定期開催して障害を持つ人・持たない人のコミュニティが増え、地域住民やお店のスタッフの障害に対する考え方が変わり、それが街全体に広がってくれると良いなと思っています。

②バリアフリーマップ紙ver
情報というのは必要な人に届いてこそ価値が生まれると思います。現実的にまだアプリの存在を知らない人、スマホを利用してない人もいると思います。WheeLog!のアプリによって集まった情報を必要な人に届けたい!そのためには僕らが媒体となり小田原の街の情報を必要な方に届けるため、紙面版マップという形を通じて去年より作成を始めました。

2018verはWheeLog!のデータを紙面に起こせないかと思案中。毎年開催されている県西リハ主催のリハビリテーションフェスタ2019(2019年3月24日に小田原アリーナで開催予定)でお披露目が出来るように頑張ります。

③小田原ルール(オマケ)
WheeLog!のイベントでもあるようにゲーム性を持たせることで参加者との距離も近くなり、主体的にイベントを楽しめる要素が盛り込まれている。さらにプラスアルファとして小田原を知ってもらう意味も含め、ご当地っぽいもの写真撮影や賞品に小田原グッズや小田原グルメを提供するなど小田原愛溢れるイベントになってます。

最後に
小田原のまち歩きイベントは今後も年2回ほどの定期的な開催を考えています。内容も夕方から夜にかけての大人のまち歩きや教育現場と連携したまち歩きなど、これからももっと楽しめるイベントを考えていきたいです。織田友理子さんが起こした行動が日本だけでなく世界へと紡がれていっているように自分達も頑張ります。

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