WheeLog!教育プログラム in 帝京平成大学(後編)

12月7日の帝京平成大学の授業でのWheeLog!教育プログラムの続きを同月13日に実施させていただきました!!(前回の様子はこちらの記事をご覧ください。)

今回は前回の授業で車いす体験を実施しなかった35名の学生さんを対象に、授業の1コマ分を利用して街歩きを含めた授業を行いました。

ミッションの説明をした後、7グループに分かれて大学近辺を車いすで周りました。

今回は大学周辺の施設を目的地と定め、走行ログON!!

各班それぞれがWheeLog!アプリにトイレやバリアをスポット投稿しました。
施設が改修中のため使用できないことや、通行する際に注意が必要な狭い通路、傾斜のきつい坂など、貴重な情報を投稿していただきました。

帰って来てから、振り返りの中で気づきを共有してもらい、アンケートや発表資料をまとめていただきました。

主な感想は以下の通りです。

・信号が変わってしまうのが早くて渡るのに苦労した。
・建物から出るときにドアを開けて待ってくれる人がいた。
・置いてあった自転車にぶつかりそうになった。
・多目的トイレの不適切利用があって驚いた。
・通常のトイレと異なる場所に多目的トイレがあって、トイレを探すのが大変だった。
・小さな段差につまずきそうになった。
・飲食店などが2階にあってエレベーターが無い場所があり、利用しずらいと思った。
・公園の中に車いすでも入れるトイレがあったけど、公園に車いすで入れなかった。
・車いすの目線が思った以上に低かった。
・交通整備の人が早めに車いすに気づいてくれて優しかった。

この他にも、アルバイトをしている学生が、バイト先の最寄りの多目的トイレがどこにあるかを自分でも知っておくことが大切だと発言されていたのが印象的でした。

帝京平成大学さまには2週間にわたって全3コマの授業をさせていただき、心から御礼申し上げます。車いす利用者にとっていかに情報が重要であるかを、学生の皆様に車いす体験を通して実感していただけたと思います。若い世代にこうしてバリアフリーについて関心を持ってもらえるよう、今後も教育プログラムに力を入れていきたいと思います。

最後になりましたが、急なお願いにもかかわらず当日スタッフとしてご協力いただいたWantaroyさんとemitoさんありがとうございました!

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