現在、WheeLog!スポンサーの阿部建設さまと協力して、身体障がいをお持ちの当事者やその支援者から、評価の高い(お気に入りの)宿泊施設をおたずねするWebアンケート調査を実施しています。
調査目的をご理解いただき、何とぞご協力のほどよろしくお願い申し上げます。(回答締切: 6月15日)
1)当事者の方の回答先URL https://forms.gle/MnXBtd9WtXd32iEt7
2)外出支援専門員の方の回答先URL https://forms.gle/4tZoeNf8mMxfGvbb9
身体障がいを持つ当事者やその支援者からみた評価の高い宿泊施設に関するアンケート調査へのご協力のお願い
■調査対象
- 身体障がいを持つ当事者で宿泊施設を利用したことがある人
- 旅行に同行し支援する外出支援専門員
■調査方法
Web によるアンケート調査
■調査時期
2022 年 5 月~6 月(回答締切: 6月15日)
■調査主体
全国統一バリアフリー基準策定プロジェクト
(一般社団法人 バリアフリー総合研究所、日本福祉大学、金城学院大学)
Web 調査担当: 金城学院大学 生活環境学部 環境デザイン学科 加藤悠介研究室
問い合わせ先: ykato@kinjo-u.ac.jp
■調査目的の詳細
全国統一バリアフリー基準策定プロジェクトでは、宿泊施設についてバリアフリー基準を策定し、それにもとづいて評価した施設データベースの作成を目指して調査研究を行っています。データベース作成にあたっては、障がいを持つ当事者や支援者が自分で情報を収集し判断できることが重要であると考えています。バリアフリー法の制度や各種ガイドラインで定められている規定は、いわゆる専門家の目線から評価されたものであり、利用者の体験価値なども含めたニーズが反映されているものではないと捉えています。そのため、利用者がほしい情報と、ガイドラインなどをもとに宿泊施設が提供している情報には齟齬が生じており、それが、利用者が宿泊施設を選定することを難しくしている大きな要因の一つではないかと考えています。
このプロジェクトの目標はデータベースの作成ですが、そもそも利用者が宿泊施設に対し、どのようなことを望んでいるのかについて明らかになっていません。そこで、身体障がいを持つ当事者と支援者を対象として、評価の高い宿泊施設を把握するためのWebアンケート調査を実施することとしました。どのような利用者が、どのような視点(どのような体験)にもとづいて宿泊施設を評価しているのかを整理することで、データベース作成の基礎的知見にしたいと考えています。
今回の調査結果をもとに、金城学院大学の 2022 年度の卒業論文として、評価の高い宿泊施設の特徴を整理、分析する予定です。さらに、この調査で得られた評価の高い宿泊施設については現地調査も行い、先駆的な事例集としてまとめることも検討しています。この成果をバリアフリー環境の整備が遅れている、あるいは躊躇している宿泊施設とも共有することで、利用者が求める宿泊施設が増えることにつなげていく計画です。
■アンケートURL
1)当事者の方の回答先URL https://forms.gle/MnXBtd9WtXd32iEt7
2)外出支援専門員の方の回答先URL https://forms.gle/4tZoeNf8mMxfGvbb9