
2025年12月23日衆議院議員 公明党 赤羽一嘉様(元国土交通大臣)に11月に実施したバリア体験(小規模店舗編)のアンケート調査・鳥取県でのバリアフリー調査に基づく要望書を持参し面会させていただきました。
今回の活動の様子は新聞でも大きく紹介されました。
▼公明新聞(2025年12月24日付 2面)
https://digital.komei-shimbun.jp/kmd/article/0367202512240202
▼バリア体験アンケート・鳥取県でのバリアフリー調査についてはこちら
目次
バリアフリーは当たり前へ
面会では、日本のバリアフリーを「当たり前」として定義する必要性について、深い議論が行われました。
「バリアフリーでないと恥ずかしい」という社会通念を日本でも広め、設計段階から当事者が参画する文化を創ることが不可欠です。
一度建てられた建物は50年近く残ります。だからこそ、今この瞬間の基準を変えることが、未来の「当たり前」を創ることにつながるのです。
小規模店舗へのバリアフリー基準強化:5つの要望
今回の訪問では、アンケートに寄せられた44名の皆様の「実体験」と鳥取県での調査に基づき、以下の5項目を具体的に要望いたしました。
【要望書の内容】
- 要望1:延べ床面積に関わらず、最低限のバリアフリーを義務基準として確保すること
- 要望2:特定建築物の義務付け対象規模を大幅に引き下げること
- 要望3:車いすの基準寸法を 海外製大型・座位変換型電動車いすを前提 に再設定すること
- 要望4:飲食等で 車いす複数名が同時利用できる ことを最低基準として位置づけること
- 要望5:難病等で上肢可動域が限られる方が 自力で操作を完結できる操作位置基準へ再定義すること

バリアフリーは「国家の品格」
赤羽議員からは、「バリアフリーは国家の品格を示すものだ」とご発言を聞かせていただいております。
▼詳しくはこちら
https://wheelog.com/hp/archives/21545
「これからもしっかり取り組んでいく」という力強いお言葉に、私たちは大きな勇気をいただいてます。
今回の面会は、日本のバリアフリーを新しいステージへ進めるためのスタートです。
アンケートにご協力いただいた44名の皆様、そして日々ウィーログを支えてくださる全ての皆様、本当にありがとうございました。皆様の一言一言が、国を動かす大きな力となっています。小規模店舗のバリアフリー化を推進していけるように引き続き頑張っていきます。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします!
