
先日5月12日に、長崎県立大学にて、学生の皆さんを対象とした特別講義を行いました。大変ありがたいことに、同大での講義は今回で3回目を迎えます。
当日は佐世保校とシーボルト校の2拠点をオンラインで繋ぎ、300名を超える非常に多くの学生の皆さんにご参加いただきました。
目次
講義テーマ:誰一人取り残さない社会

講義では代表の織田が登壇し、「誰一人取り残さない社会」というテーマのもと、車いすユーザーの視点から見える社会の課題や、これまでの活動について、「①専門性を磨く ②当事者に想いを巡らせる ③世界を知る」というテーマに沿ってお話ししました。
社会の課題をどのように解決していくか、未来を担う学生の皆さんと共に考える貴重な機会となりました。
受講した学生たちの声

講義終了後に実施したアンケートでは、これからの社会をより良く変えていこうという、前向きで心強い感想が数多く寄せられました。学生の皆さんの生の声をそのままご紹介します。
私の周りの幸せは、過去に誰かしらが作り上げてくれた物やことによって生まれていると感じました。だからこそ、この幸せをより多くに人に感じてもらえるように、誰もが不自由なく平等にある社会を作るべきだと思いました。
外出や学校などで体が不自由な方を見かけても、助けたくても助け方が分からないため見て見ぬ振りをするということが今までありました。今回の講義でWheeLog!のアプリがあることを知り、アプリを入れてみてバリアフリーを見かけたら写真撮るなどして、直接助けに行けなくても、間接的に人の為に、周りを幸せにできるのならやってみようかなと思いました。
自分が毎日自由に歩けることは当たり前ではなく、一つの幸せであると気づいた。車椅子を利用する人にとって、道の段差の情報が生活を豊かにする。私も情報を共有し、誰もが外出できる社会を作る手伝いしたいと思う。
まだ世の中は障害者にとってすごく暮らしやすい環境ではないと思います。今の状況をすこしでも改善するためにも、今日の講義の署名活動に参加したり、自分の当たり前をもう一度見直す機会を積極的に作っていったりしたいです。
今まであまり考えたことのなかった町やお店の段差について、よく考えることができてよかったと思う。自分たちが今何ができるかを考えて、お話にもあった通り、エレベーターを必要な人に譲ったりできるような人になりたいなと思った。
市役所など地域についての仕事につくことを考えている自分にとってこの段差を減らし、なくしていかなくてはならないと思いました。
NHK長崎放送局で紹介

当日の講義の様子は、NHK長崎放送局のニュース番組「ぎゅっと!長崎」にて大きく取材・報道されました。
メディアを通じて、私たちの活動や「共生社会」へのメッセージを長崎県内の多くの皆様に届けることができました。
終わりに

講義終了後には多くの学生が自発的に行動を起こそうとしてくれるなど、若い世代の皆さんのエネルギーを肌で感じることができました。素晴らしい講演の機会を設けてくださった長崎県立大学の橋本優花里教授をはじめ、教職員の皆様、そして真剣に耳を傾けてくれた学生の皆様、本当にありがとうございました!

